金融機関 巨額損失

先日、金融機関の損失が相次ぐ。損失額は世界の金融機関に広がり日本円で6000億以上。

これらの損失のきっかけは米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメント無名の投資会社が大手金融機関に巨額の損失をあたえ

金融市場を震撼させた。元へッジファンドのマネジャー、ビルホワン氏が個人金融資産を運用する為に設立した会社。

今回の問題が起きるまでは無名の会社、アルゲゴスがした取引はレバレッジ取引というリスクの高い投資手法です。8倍から20倍という

異例の高いレバレッジで取引していたが投資していた株価が急落し業績が急速に悪化、金融機関は追加の保証金、担保の積み増しを求めたが支払いできずアルケゴスの保有資産を差し押さえ、市場外で売却したがこれが一段の株価下落になり、売り遅れた大手金融機関が多額の損失になってしまいました。

通常のレバレッジで8倍から20倍というレバレッジは通常はできない。

ファミリーオフィスだからできた。保有銘柄、資産の開示、事業内容を細かく開示する必要がない。

金融機関の審査や規制当局の監視が緩かった可能性が指摘されています。

米イエレン財務長官はレバレッジ取引が市場のストレスを増幅させていると懸念している。

金融緩和で低金利になり株価の動きが大きくなっている。

リーマンショック後にへッジファンドには厳しい規制が出来たがファミリーオフィスは個人が家族の資産を運用するものなので規制外のままなのであります。ここにおおきな問題があるようです。

リーマン時のように大きな経済危機になり、日本の中小企業、零細企業、個人事業主等にも及ぶ事態はならずとも警戒は必要ですね。

 

 

 

 

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