政府は13日以降は個人の判断に委ねる。一律の要請はなくなり、感染状況やその場のリスクに応じて、自分で着用したり、外したりを判断することが基本になる。
厚生労働省は判断の参考として着用を推奨する場面を具体的に示している。医療機関の受診、高齢者施設の訪問、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスが該当する。基礎疾患（持病）のある人や高齢者のように重症化リスクの高い人が流行期に混雑した場所に行くときは着けることが効果的だとした。
症状がある場合や家族に感染者がいる場合はそもそも外出を控えるように求めている。通院などでやむを得ず外に出る際も着用を促している。
花粉症やほかの感染症を理由にマスク着用を続ける人もいる。着用を強いられたくない人もいる。厚労省のパンフレットでは「本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします」と呼びかけている。
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