食品高騰、値札以上に

食品の価格が店頭の値札以上に上がっている。店頭価格は2022年10~12月に前年同期比4.0%上昇したのに対し、内容量の減少を考慮した実質的な上昇率は5.9%になる。単純な値上げは消費者離れにつながる可能性もあり、内容量を減らし価格を据え置く「実質値上げ」が増えているためだ。消費者の節約志向が一段と高まりそうだ。

全国のスーパーの販売データを集める日経POS(販売時点情報管理)情報を基に、食品158品目について店頭価格と内容量の推移を調べ、内容量1グラム(または1ミリリットル)あたりの価格を算出した。

22年10~12月は店頭価格が上昇する一方、内容量は2.6%減少した。158品目のうち9割に相当する142品目で内容量あたりの価格が上がった。プロセスチーズは13.1%、スナック菓子は12.6%高く、店頭価格の上昇率を3~4ポイント上回った。

背景にあるのが、食品メーカーの実質値上げだ。カルビーは6月、ポテトチップスを値上げする。22年1月と9月に続く3回目の価格改定だ。一部の商品は内容量を減らす。「ピザポテト」の73グラムは68グラムになる。

ロッテは22年7月と9月に大袋商品を中心に実質値上げした。「パイの実シェアパック」は133グラムから124グラムに減らした。ロッテは「他社の大袋商品と価格をそろえることを優先した」と説明する。

消費行動の変化も影響していそうだ。小型商品は大型商品に比べ割高なことが多い。節約のため小型商品の購入が増えれば、内容量あたりの価格は上昇する。

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